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どんなにかゆくても掻かないことが大事

掻くのは危険!

かゆみがあると、つい掻いてしまいます。掻くと気持ち良いし、ひりひりするまで掻けば、一時的でもしつこいかゆみから逃れられるからです。

でも、掻くことで皮膚炎はどんどん悪化してしまいます。ひどく掻くと、皮膚の細胞などからさまざまな炎症を促す物質やかゆみ神経を刺激する物質が出て、症状が悪化するそうです。また、引っ掻いた皮膚は防御機能を失っています。皮がむけ、汁や血が出るまで掻いてしまうのはいけません。防御機能が低下した皮膚からはアレルゲン(抗原)が入りやすくなるし、かゆみ神経も過敏に反応してしまうので、ますますかゆくなります。

いったん掻き始めると、その周囲の皮膚もかゆくなることがあります。すると、本来かゆみのあった部位より広い範囲を掻いてしまい、皮膚のダメージが大きくなります。

かゆみ対策

ひどく掻くことによって、他の病気を招く場合もあります。頭がかゆくて掻いているうちに治りにくい脱毛症になったり、目の周りを掻いているうちに白内障や網膜剥離を引き起こして視力障害が起こったりすることもあります。

かゆみを和らげる簡単な方法は「冷やす」です。冷たいという感覚がかゆみ神経の活動を抑えるそうです。冷たいおしぼりや保冷剤を柔らかい布に包んで患部に当てるとよいでしょう。体を動かしたり好きなことをしたり、別のことを考えることで、かゆみに意識が向かないようにすることも大切です。

ひっかき傷防止策

また、掻いても皮膚のダメージを少なくする工夫をしましょう。爪を短く切ったり掻きやすい場所にガーゼや包帯などを巻いたりすると良いでしょう。睡眠中、無意識に引っ掻いた場合のダメージを小さくするために、長袖・長ズボン・手袋を着用するのもおすすめです。

 
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