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アトピーの発症パターン

乳幼児のアトピー

典型的なアトピー性皮膚炎では、痒みのある湿疹が、おでこ、目・耳・口のまわり、唇、首、手足の関節の内側、胴体などに左右対称にみられます。症状が出るのは、早い例では生後2~6ヶ月ですが、1歳、4~5歳、学童期、思春期になって始まることもあり、最近は成人になってから症状が出る人もいます。とくに成人期のアトピー性皮膚炎は、成人型アトピー性皮膚炎とよばれます。

乳児期には、口の周りや頬に赤いポツポツ、ジュクジュクした発疹が出てきます。また、首、肘のくぼみ、膝のうら、手首や足首などの汗のたまりやすい部分が赤くなります。幼小児期は治る人が増えて新しく発症する人が少ないので、全体の患者数は減ります。顔の発疹が減り、関節部や体の発疹が増えてきます。アトピー性皮膚炎では皮膚が非常に乾燥しやすいのが特徴ですが、乳児期を過ぎると皮膚の乾燥が目立ってきます。

思春期、青年期のアトピー

思春期・成年期はアトピー性皮膚炎が悪化しやすい時期です。乳児期や幼小児期にいったん治った患者が、思春期以降に再発するケースもよくあります。発疹は顔、上胸部、上背部、肘窩など上半身に強くあらわれる傾向があり、特に顔面はいわゆる「アトピー性皮膚炎の赤ら顔」などと呼ばれます。一般に再発例は治りにくいようです。

かゆみとストレスの関係

入浴したり布団に入ったりして体が温まると途端にかゆくなるのは、皮膚が温められて、かゆみを感じやすくなるためです。また、仕事や遊びに熱中している時はあまりかゆくないのに、ほっとしている時にかゆみを感じやすいということがあります。緊張がゆるむと、かゆみが増しているからだそうです。

遊びや好きなことをしている間は平気なのに、勉強や人前での発表など嫌なこと、いらいらすることがあると、とてもかゆみが強くなります。ストレスはかゆみを悪化させる大きな原因なのです。

 
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